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ヴェニスの商人

●【原題】The Merchant of Venice
●2004年【米・伊・ルクセンブルグ・英】 上映時間:138分
●監督 マイケル・ラドフォード
●キャスト  アル・パチーノ( シャイロック)、ジェレミー・アイアンズ( アントーニオ)、
ジョセフ・ファインズ( バッサーニオ)

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(2006/04/05)
アル・パチーノジェレミー・アイアンズ

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【STORY】

16世紀のヴェニス。ゲットーに隔離されたユダヤ人たちは、金貸し業を営み、キリスト教徒から蔑まれて暮らしていた。
ある日、若きバッサーニオは、美しい遺産相続人のポーシャに求婚するため、親友のアントーニオに借金を頼む。
全財産を船で輸送中のアントーニオは、ユダヤ人のシャイロックを紹介するが、シャイロックは、無利子で金を貸す代わりに、3ヶ月以内に返済できなければアントーニオの肉を1ポンドもらう、と申し出る…。

【REVIEW】
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うわー、なにこれ、後味わるぅ~・・・
あまりにも、シャイロックが不憫すぎない?
ちなみに、原作は未読です。小学生の頃、舞台で観たことがあるけどすっかり忘れてます。

勧善懲悪な流れでラストは大団円的なモノを想像していたんだけど、ぜんっぜん違ったね。
いや、アントーニオ側(というかキリスト教信者側?)の視点に立てば、大団円な終わり方だし、
スッキリするんだろうけど、如何せん、そちら側の人物達に共感や好感が持てないもんで、
ストレスばかりが募りました。

物語の中ではシャイロックが、ものすごく非人道で悪者みたいに扱われているけど、
観ているこっちにはまるでそんな風に伝わってこないし、
むしろ、シャイロックの言動は、非常に論理的で正当。

よって、ただのキリスト教徒のユダヤ人いじめにしか見えません。

まず、ただ声をかけただけのシャイロックに対して、唾を吐きかけるアントーニオに嫌悪。
そして、困って金を借りる立場のくせに(しかもそれがシャイロックの職業なのに、というかそういう仕事しか出来ないのに)
利子はつけるな、と理不尽なことをいい、『じゃあ、その代わり払えなかったらあんたの肉1ポンドよこせ』という申し出にOKしておいて、いざ金が払えなくなったら、シャイロックに悪魔だの非道だのと罵る。
いやいやいやいやいや、、ちょっとアンタたちねー、って思わず突っ込みたくなりましたわ。

結局、シャイロックは裁判に負けて、財産を失い、改宗させられてしまうのですが、
そのときの、表情が憎しみと哀愁に満ちた野良猫のようで、めちゃくちゃ切ない気持ちになりました。

そんな折にも、バサーニオやアントーニオ側は、指輪がどうの愛がどうのってことで揉めてるし、マジ、イライラしたわ。

だいたい、借金の原因は、バサーニオが自分の財産に似合わぬ派手な生活をして金を使い果たしたからだし、ほんと限りなく最低に近いクソ貴族って感じでした。

あ、中世イタリアの街並みとか衣装とかは超私好みでしたけど☆
イライラしたい方にはうってつけの作品です(笑)
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崖の上のポニョ。PageTop嫌われ松子の一生。

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 C    

Author: C    
茅ヶ崎に住み茅ヶ崎で働く30代負け犬OLの偏りまくったシネマレビューです。
映画は大体月に6本~8本ぐらいレンタルして見てます。
(でもすぐ内容忘れちゃうw)
切なく純粋で余韻が残る系の映画が好き☆
時代背景は古いものがより好みで、
中世ヨーロッパが舞台の映画や、
80年代のアメリカの片田舎が舞台の映画を観ると内容に関わらずノスタルジックな気持ちになり鼻の奥がツーンとしてきます。
濡れ場は無い映画のほうが好きです。

レビューというほど大層なことは書けないので、部屋で友だちとDVD観ながらおしゃべりしてるような感じで書けたらなーと思ってます。

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