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虹の女神 Rainbow Song

●2006年【日】 上映時間:118分
●監督 熊澤尚人
●キャスト  市原隼人(岸田智也)、 上野樹里 (佐藤あおい)、
 蒼井優(佐藤かな)、酒井若菜 (麻倉今日子)、 相田翔子 (森川千鶴)

虹の女神 Rainbow Song [DVD]虹の女神 Rainbow Song [DVD]
(2009/01/28)
市原隼人上野樹里

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【公式HP】
http://rainbowsong.jp/00_top.html

【STORY】

小さな映像制作会社にようやく就職し、日々苛酷な労働を強いられている岸田智也に、友人であり会社の同僚でもあった佐藤あおいがアメリカで事故死したと知らせが届く。
大学時代、智也の失恋騒ぎをきっかけに親しくなったあおいは、映画研究会に智也を引きずり込み、監督作「THE END OF THE WORLD」に主演させたのだった。
卒業後、定職に就けないでいた智也に今の仕事を世話したあおいはひとり渡米する。

【Review】
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この映画、全然期待せずにみました。
ポスターとかのイメージで、ほんわか淡い感じの恋物語なんでしょ?ぐらいの勢いで。
ただ、プロデューサーが岩井俊二、となっていたので借りてみました。
プロデューサーってどういう風に映画に絡んでくるのか、とか
監督との違いとかよくわかんないんですけど、
アタシが思う限り、岩井節炸裂という感じでした。

岩井俊二は、個人的に好きな作品とそうじゃない作品にはっきり分かれます。
私は「love letter」「フライド・ドラゴン・フィッシュ」「打ち上げ花火・・・」が好き。(聞いてない?)

ただ、岩井俊二と市原隼人といえば「リリイ・シュシュのすべて」ですが、
これは、30分で深い眠りに落ちたので、ちょっと警戒してました。

だけど。

これはやばい・・・

やばいやばーーい!!!!!!

これ、、、もしかしたらアタシが今まで観た邦画の№1になっちゃうかもしれない。
ああ、どうしよう。
心が揺さぶられて引きずられてしょうがない。
くらくらするほど青春で、もうアタシはそこには行けないんだと思うと悔しくて切なくて泣きたくなる。

こういう切なく純粋で余韻が残る邦画が心の底から観たかった!!!
こんな素晴らしい邦画に出会うのなら、他の邦画誉めなければよかった(笑)
・・・って思っちゃうぐらい私にとってドストライクな映画だった。

私、元々は邦画が好きで、ほとんど邦画しか観ていなかったんだけど、
最近の邦画は、なんていうか、不思議系っていうかシュールっていうか、、
ただ静かに淡々と物語が進んだり、セリフ少なめで、アングラ感が強い、
雰囲気が良いといえば聞こえがいいけど、
ただ単に雰囲気に頼りすぎている物が多い気がする。観てる方に委ねすぎというか・・・。
だからなんとなく邦画離れしていた。
(キサラギとか下妻物語だとか素敵な作品もたくさんありますけども。)

そんな中、この作品に出会ったからか、ああ、やっぱ邦画ってイイ!!!と再認識しました。

まず、いかにも岩井俊二っぽい、
全体にガウスがかかったようなノスタルジックで白っぽい光の映像がたまりません。
本当に光を美しく見せるなあという感じです。

考えてみたらこの映画、夜のシーンがほとんどありませんでした。
ひとコマひとコマの構図も大好きです。

また、脚本やセリフが本当に秀逸で、
既に3回観たけど、おかしなところや不必要なところは1つもなく、
すべてが自然で、リアルです。
智也とあおいの会話のやり取りは、映画を観てるってことを忘れてしまうほど自然で、
友達同士の会話に第三者として入ってるかのようでした。

そして、なにより、主役の2人+蒼井優ちゃんの演技の素晴らしさにつきると思います。
彼らの一挙手一投足に、感嘆し、クスクス笑い、何度も泣きました。
ストーリーはもちろん、彼らの表情やセリフ回しが一つ一つ胸にくる。

特に上野樹里さんは、私はあんまり好きじゃなかったんだけど、
もうなんか認めざるを得ないほど素晴らしい演技力でした。
蒼井優ちゃんなんて、そんなに出るシーンは多くないのに、圧倒的な存在感で、
主役2人を食っちゃうんじゃないかと思うほどだった。


最後の手紙のシーンではもう本当に号泣。
それ風にアタシも感想書いてみる(笑)

**************************************************************

水溜りに映る虹が好き
ジ・エンド・オブ・ザ・ワールドの意外なブラックさが好き
蒼井優ちゃんの「ばかだなあ」のセリフが好き
「アタシを出会い系かなんかだと思ってませんか?」のセリフが好き
女らしくなくて素直じゃない「あおい」が好き
唇噛みキスが好き
智也を「キミ」って呼ぶところが好き
「あー、いるじゃないかあー、こんなところにー、書ける人がー」の棒読みが好き
屋上での智也の戸惑いが好き
抱きしめられてドキドキしているあおいが好き
映研の部室の光が好き
樋口さんの狼狽っぷりが好き
京子の秋田なまりが好き
それに笑っちゃう智也の笑顔が好き
そのあとぶった叩かれてる智也も好き

**************************************************************

ロミジュリもそうだったけど、こういう素晴らしい、
・・というか私の琴線にビシビシくる映画を観たとき、
心に渦巻く感情に対処できずに、どうしていいかわからなくなる。
1人で処理しきれない。けど誰かと語って分かち合うのも違う気がする。
心が揺さぶられて、ちょいパニックになるからもう見るのはやめようって思うぐらい。
それでも観たい。でも観るだけじゃ嫌だ。アタシを形成する一部にしたいって思ってしまう。

あー、これは映画館で観たかったな。
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・・・。PageTopスクール・オブ・ロック

Comment

この映画、深夜放送されてる時にたまたま見ました。
上野樹里ちゃんが出てたので眠いはずなのに結局最後まで見ちゃったんですけど、なんか特別な大事件(地球に隕石が落ちるとかw)が起こるわけでもないのに、なぜか惹きつけられて見てしまいました。
現実なのか撮ってる映画の話なのか曖昧になったりして、やっぱり岩井ワールド炸裂だなーと思いました。
というか、最初ちょこっと見逃してたので見終わるまで岩井俊二っぽいなーと思いながら見てたらやっぱりそうだったんですけどw
見終わっても切なくて、ふぅ・・・と横になってもなかなか寝付けなかったのを覚えてます。

>心に渦巻く感情に対処できずに、どうしていいかわからなくなる。
>1人で処理しきれない。けど誰かと語って分かち合うのも違う気がする。
ホントそうですね。
見た人同士でこの映画の話をしたところで、うまく言葉にできないような気がします。

>かえさん

わあー、この映画観てる方がいたなんて嬉しいです☆

ホント、あの8㎜感とか光の感じとか、岩井ワールド炸裂でしたよね。
監督さんは熊澤さんなのに。
プロデューサーってどこまで関与するものなのでしょう??

>なぜか惹きつけられて見てしまいました。
私もです!!それだけ脚本とセリフがすごい練りこまれていて秀逸だったんだと思います。

>見終わっても切なくて、
>ふぅ・・・と横になってもなかなか寝付けなかったのを覚えてます。
ホントホントまさしくそんな感じでした。
思い出し泣きまでしちゃったし・・・。
こんな気持ちになった邦画久々です。

>見た人同士でこの映画の話をしたところで、うまく言葉にできないような
そうなんですよね。この気持ちをどう伝えればいいか、、、いや伝える必要はあるのか?みたいな。でもどこかに出さないと切なさで張り裂けそう(←くさっ!)というか。
でも語り合わなくても、この映画がすげぇ好きだあああああ!!!って感性の人と仲良くなりたい感じですw

久々のコメントっす!!
しぃ姉さんさん(*^^*)
イッチーと上野樹里がでてるってとこでまず気になります!!!ワラ
泣ける系の映画最近見てないなぁ~・・
映画見て泣きたいので借りてみます!!
癒されたぃっす!!ワラ
イッチーにΨ(`∀´)Ψワラ
ナイスなの教えてくれて、
ありトゥーーーースッ!!

>SATOPYUKI

うぃーす!!!

マジ久々で一瞬誰だっけと考えてしまったわよ!笑
リアルでは毎日会ってるのにねw

この映画、泣ける系ってわけではないんだけど(いかにもな泣ける系はあんまり好きじゃないんだアタシ)
なんかねー、胸にくるものがあるんだよね。
甘酸っぱくて切なくて泣けるって感じ。
イッチーの役はかなりダメ男だけど、可愛いよ(笑)
是非観てみてね!!

可愛いダメ男なんですか・・(>_< )
母性本能が・・ッ(▼∀▼)ニヤリッ
楽しみーーーーっス♪♪

>SATOPYUKI

そだよん♪
休み中に観たりした??

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プロフィール

 C    

Author: C    
茅ヶ崎に住み茅ヶ崎で働く30代負け犬OLの偏りまくったシネマレビューです。
映画は大体月に6本~8本ぐらいレンタルして見てます。
(でもすぐ内容忘れちゃうw)
切なく純粋で余韻が残る系の映画が好き☆
時代背景は古いものがより好みで、
中世ヨーロッパが舞台の映画や、
80年代のアメリカの片田舎が舞台の映画を観ると内容に関わらずノスタルジックな気持ちになり鼻の奥がツーンとしてきます。
濡れ場は無い映画のほうが好きです。

レビューというほど大層なことは書けないので、部屋で友だちとDVD観ながらおしゃべりしてるような感じで書けたらなーと思ってます。

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