●2006年【日】 上映時間:98分
●監督:細田守
【Story】高校2年生の紺野真琴は、踏切事故をきっかけに時間を跳躍する能力を得る。
バラ色の日々と思われたが、クラスメートの千昭や功介との関係にも変化が…。
【Review】大林版「時かけ」(主演:原田知世)を観たのが、小学生の時。
めちゃくちゃ衝撃を受けて、その切ないエンディングにいつまでも余韻が残ったのを覚えています。
それから現在に至るまで何度か観たけどやっぱりいい映画だな。
(昔の映画なので、こっぱずかしいセリフ回しとか突っ込みどころは満載ですがw)
そんな割と思い入れのある映画なので、アニメ版には抵抗があったのですが、
知人に勧められて鑑賞したところ、思ってたよりも面白かった!!!
大林版とはほとんど内容も変わってたので、逆に楽しめました。
実験室のシーンと叔母さん役で芳山和子さんが出てきたのは大林版へのオマージュなのかな。
高校生・学校・教室・夏・入道雲・告白・恋・二人乗り・河原・夕暮れ・・・
などなどノスタルジックな感情にどっぷりと浸るキーワードが満載。
私も、あの頃にタイムリープしたい。
と思わずにはいられない。
シンプルな人物描写と美しい背景のコントラストが絶妙。
千昭と別れることが分かっているのに、全速力で千昭のもとに向うマコトが泣ける。
挿入歌・主題歌もストーリーや背景にピッタリと合っていてとても良い。
それにしても千昭ったらナイスガイだよね。
カツゼツ悪いけどw そこがまたいい味出てるね。
そういえばあの消火器ぶっぱなしたクラスメートの男子の声が松田洋治さんなんですけど!!
アシタカ様の声の人なんですけど!!
いや~。。。すごいねぇ、声優さんは。
★2009.8.11 再鑑賞★いや~ いい映画は何回観ても良いですね。
今回も泣けてしまいました
主題歌の『
ガーネット』はマコト目線、
挿入歌の『
変わらないもの』は千昭目線の歌詞に見える。
そう思ってじっくり読むと、ヤバイぐらい切なくてキュンキュンくるわあ。
いいなあ、青春。