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ヴェニスの商人

●【原題】The Merchant of Venice
●2004年【米・伊・ルクセンブルグ・英】 上映時間:138分
●監督 マイケル・ラドフォード
●キャスト  アル・パチーノ( シャイロック)、ジェレミー・アイアンズ( アントーニオ)、
ジョセフ・ファインズ( バッサーニオ)

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アル・パチーノジェレミー・アイアンズ

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【STORY】

16世紀のヴェニス。ゲットーに隔離されたユダヤ人たちは、金貸し業を営み、キリスト教徒から蔑まれて暮らしていた。
ある日、若きバッサーニオは、美しい遺産相続人のポーシャに求婚するため、親友のアントーニオに借金を頼む。
全財産を船で輸送中のアントーニオは、ユダヤ人のシャイロックを紹介するが、シャイロックは、無利子で金を貸す代わりに、3ヶ月以内に返済できなければアントーニオの肉を1ポンドもらう、と申し出る…。

【REVIEW】
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うわー、なにこれ、後味わるぅ~・・・
あまりにも、シャイロックが不憫すぎない?
ちなみに、原作は未読です。小学生の頃、舞台で観たことがあるけどすっかり忘れてます。

勧善懲悪な流れでラストは大団円的なモノを想像していたんだけど、ぜんっぜん違ったね。
いや、アントーニオ側(というかキリスト教信者側?)の視点に立てば、大団円な終わり方だし、
スッキリするんだろうけど、如何せん、そちら側の人物達に共感や好感が持てないもんで、
ストレスばかりが募りました。

物語の中ではシャイロックが、ものすごく非人道で悪者みたいに扱われているけど、
観ているこっちにはまるでそんな風に伝わってこないし、
むしろ、シャイロックの言動は、非常に論理的で正当。

よって、ただのキリスト教徒のユダヤ人いじめにしか見えません。

まず、ただ声をかけただけのシャイロックに対して、唾を吐きかけるアントーニオに嫌悪。
そして、困って金を借りる立場のくせに(しかもそれがシャイロックの職業なのに、というかそういう仕事しか出来ないのに)
利子はつけるな、と理不尽なことをいい、『じゃあ、その代わり払えなかったらあんたの肉1ポンドよこせ』という申し出にOKしておいて、いざ金が払えなくなったら、シャイロックに悪魔だの非道だのと罵る。
いやいやいやいやいや、、ちょっとアンタたちねー、って思わず突っ込みたくなりましたわ。

結局、シャイロックは裁判に負けて、財産を失い、改宗させられてしまうのですが、
そのときの、表情が憎しみと哀愁に満ちた野良猫のようで、めちゃくちゃ切ない気持ちになりました。

そんな折にも、バサーニオやアントーニオ側は、指輪がどうの愛がどうのってことで揉めてるし、マジ、イライラしたわ。

だいたい、借金の原因は、バサーニオが自分の財産に似合わぬ派手な生活をして金を使い果たしたからだし、ほんと限りなく最低に近いクソ貴族って感じでした。

あ、中世イタリアの街並みとか衣装とかは超私好みでしたけど☆
イライラしたい方にはうってつけの作品です(笑)
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嫌われ松子の一生。

●2006年【日】 上映時間:130分
●監督 中島哲也
●キャスト 中谷美紀(川尻松子)
瑛太( 川尻笙)
伊勢谷友介( 龍洋一)
香川照之(川尻紀夫)
市川実日子( 川尻久美)
黒沢あすか(沢村めぐみ)

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【STORY】
昭和22年。福岡県でひとりの女の子が誕生した。
お姫様のような人生を夢見る彼女の名は川尻松子。
教師になり爽やかな同僚とイイ感じになるも、セクハラ教師のせいで辞職に追いやられる。
ここから、松子の転落人生が坂を転がり落ちるがごとく、始まっていく。
愛を求める松子の前にはさまざまな男が現れるが、彼女の選択はことごとく不幸へと繋がってしまうのだった。
53歳、河川敷で死体となって発見された彼女の生涯を探る甥が見たものは?

【REVIEW】
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個人的に大絶賛な「下妻物語」と同じ監督の作品ってことで鑑賞してみました。
結論から言うと
「下妻」>>>>>超えられない壁>>「松子」って感じでしたね。
ちょっとガッカリです。

嫌われ松子というタイトルの割には、別に嫌われてなかったよね。
最期のアパートでの彼女だけ嫌われてたっぽいけど。
嫌われというより、超不運な松子の一生って感じ。

松子のように、どうしようもない男ばかり好きになって殴られても殺されかけても、
一人よりはマシって思ってその男から離れない女性って、なにげに多く存在すると思うんだけど、
私自身は、まったくそういう部分が無いので、全然共感できませんでした。
自分のことを構ってくれて好きになってくれそうだから、好きになるっていう発想がそもそも無いもんで。
男関係のくだりは終始そんな感じでした。
ぶっちゃけ、誰でもいいんかい!!って思ってしまう。

ただ、映像はカラフルで鮮やかで可愛くって、見飽きませんでした。
さすが、CMディレクター。
ダークな部分もミュージカル風に、歌や踊りで軽いタッチにしていて、そこまで凹まずにすみました(笑)
特に、松子の刑務所でのシーンで歌ってる曲 (What is a life)が、ツボでした。
映像的には、やっぱボニー・ピンクが出てきたあたりが妖艶で素敵だったなー。

てか、この映画キャストが豪華ですね~。
瑛太も市川実日子も伊勢谷友介も良かったけど、私的には、沢村めぐみ役の黒沢あすかさんに
ぞっこんほれ込みましたw
超カッコイイ!!!

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絶対無理だけど、あんな女性になってみたいわぁ
憧れます

マイ・ルーム

●【原題】Marvin's Room
●1996年【米】 上映時間:99分
●監督: ジェリー・ザックス
●キャスト:メリル・ストリープ(リー)、レオナルド・ディカプリオ(ハンク)、
ダイアン・キートン(ベッシー)、ロバート・デ・ニーロ(ウォーリー医師)

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【STORY】

フロリダに住むベッシーは中年の未婚女性。寝たきりで痴呆状態の父マーヴィンと、叔母ルースの面倒を見ていた。体調の不調でクリニックを訪れると、急性骨髄性白血病と診断される。
一方、ベッシーの妹リーは、そんなベッシーと折り合いが悪く、20年も互いに音信がない。
リーは、男の子2人を養い美容師をめざし勉強中。長男のハンクは母親に反抗的、自宅に放火し、更正施設に入れられてしまう。
そこに、ベッシーから骨髄移植のための検査依頼の電話がかかる。ベッシーは、息子二人を連れて、20年ぶりにフロリダに帰る…

【REVIEW】
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すっっっっっっっっっっっごく、いいお話でした。

途中から、泣けて泣けてどうしようもなかった。

老人介護と難病という重いテーマなのにも関わらず、そこに依存しない描き方が良いです。
私、基本的に難病系のお涙頂戴物は苦手なのです。しらけちゃうというか。
(なので余命一ヶ月のなんちゃら、みたいな映画は見る気にならないんですよね。世界の中心で、、もダメでしたし。)
この作品は、全然そういう雰囲気を醸し出していなくて、むしろ大事なところはそうじゃなくて、それに付随する家族(姉妹)の絆だとか、心の交流が本当にグっとくるのです。
ちょいちょい笑えるところもあるし。(弟君がチップスを食べるシーンとかw)

血の繋がりって、どんなに拒否しても切りたくても避けていてもどこかで必ず突き当たるんだなって思いました。
それが本当に煩わしくても、「血が繋がってる」という事実だけは覆せない絶対的な物で、そういう絶対的な約束事があるっていうのは、良かれ悪しかれすんごいことだよなあと何か思う。


それにしても、とにかく主役の2人(メリル・ストリープとダイアン・キートン)の演技がとても素晴らしく、
最初はレオ目当てだったけど、すっかり、ベッシー役のダイアン・キートンにやられてしまいました。
彼女の純粋な心と優しさと愛に溢れた演技に、脱帽としか言いようがありません。
特に、ベッシーの昔の彼の話を姉妹でしているシーンと、最後の「幸せだ」という時の最高の笑顔に、もう、涙ボロボロです。

あ、デ・ニーロは完全にチョイ役でした(笑)

ベッシーとハンクの海辺のシーンは普段は突っ張っているハンクの優しさが溢れていて、すごくすごく素敵でした。
この作品中で一番好きかも。

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それから、走っている車の窓から、チャーリーとハンクが腕をだし飛行機のように見せてるカットとBGMもとても好きです。

完全にハッピーエンドではないのに、見終わったあとにとても爽やかですがすがしい気持ちになりました。また、エンディングの曲も歌詞がとても素敵なのです。
ただ、タイトルは原題の方がいいと思うな。なんで変えてしまったんだろう??

でも、、まだ自分に置き変えることが出来ないから感動できるのかもしれない。
リアルに感じられるようになったら見れなくなってしまうんだろうか・・・。

あー、なんか色々思うことがあるのに上手くまとめられないなー!!!
俺の文章力の無さ!(←ノンスタイル風に)

ブエノスアイレスの夜

●2001年【スペイン・アルゼンチン】 上映時間:105分
●監督 フィト・パエス
●キャスト セシリア・ロス(カルメン)、ガエル・ガルシア・ベルナル(グスタボ)

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【STORY】

1976年、アルゼンチンで起こった軍事クーデターにより、カルメン(セシリア・ロス)は、ジャーナリストの夫を殺され、自らも1年間に及ぶ拷問を受けた。
軍に解放された後、国を捨てスペインに亡命したカルメンだが、死期がせまる父親の財産分与の為、20年ぶりに祖国へ戻る。
彼女の受けた心の傷は深く、肉体は男性との接触を拒み続け、聴覚に残る恐怖の記憶(幻聴)に苛まれていた。
2週間の滞在中、カルメンはアパートを借りる。壁越しに男女の営みを聴くために。
その依頼の電話を掛けた時、留守電応答の若い男の声にカルメンの身が震える。
吹き込まれていたその声の持ち主、20歳年下のグスタボ(ガエル・ガルシア)との出会いが彼女の頑なだった心を変えていく-。

【REVIEW】
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思っていた以上に、暗く重い作品でした。
タイトルも良いし、セシリア・ロス&ガエル主演ってことで
ちょっと、期待しすぎてしまったかなー。

なんていうか、、逐一説明不足の映画だったなーって印象です。
ある程度は、観客の想像力に委ねることもあるだろうけど・・・・。
重要なシーンでさえぶった切られるので、なんかこっちも手探りで進んでいくしかないんだよね。
登場人物の心の葛藤だとか心境の変化の過程だとかが全然描かれていないのでなんだか謎がたくさん残りました。

まず、グスタボがカルメンに惹かれた理由もよくわかんない。
逆は分かるんだけど。

それから、カルメンが自殺未遂をする経緯だとか(まだあの時点では真実知らないはずだし)
グスタボが父親を殺す必要性だとか、ホント謎なんですけど。
アタシに読み解く技量がないだけかな??

音楽も、なんだか火曜サスペンス劇場のようで、思わず失笑してしまったしw

ただ、ガエルたん目当ての私にとっては、たまらない表情や仕草が満載でしたけどね(笑)

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プロフィール

 C    

Author: C    
茅ヶ崎に住み茅ヶ崎で働く30代負け犬OLの偏りまくったシネマレビューです。
映画は大体月に6本~8本ぐらいレンタルして見てます。
(でもすぐ内容忘れちゃうw)
切なく純粋で余韻が残る系の映画が好き☆
時代背景は古いものがより好みで、
中世ヨーロッパが舞台の映画や、
80年代のアメリカの片田舎が舞台の映画を観ると内容に関わらずノスタルジックな気持ちになり鼻の奥がツーンとしてきます。
濡れ場は無い映画のほうが好きです。

レビューというほど大層なことは書けないので、部屋で友だちとDVD観ながらおしゃべりしてるような感じで書けたらなーと思ってます。

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