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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

●2007年【日】 上映時間:112分
●監督 吉田大八
●キャスト 佐藤江梨子(澄伽)、佐津川愛美(清深)、永瀬正敏(宍道)、永作博美(待子)

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(2008/02/22)
佐藤江梨子佐津川愛美

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【STORY】
両親の訃報を受け、音信不通だった澄伽が東京から戻る。
家には、母の連れ子だった兄・宍道と結婚相談所の紹介で嫁いできた兄嫁・待子、内向的な妹・清深がいた。
4年前、女優になることを反対された澄伽は、同級生を相手に売春して自己資金を貯めた。
それを清深が漫画にし、雑誌に掲載されたことを澄伽は恨んでいた。
ある日、澄伽は新進の映画監督が次回作の主演女優を探していることを知り手紙を書く。
思いがけずに返事が来て…。

【Review】
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タイトルがあまりにも素晴らしいので、これで内容がへぼかったら、かなりショックだなって思ってたのですが、予想以上に面白かったですよ!!!!!!

出てくる人がみんなどこかおかしい。歪んでる。
個々のキャラの持つ狂気が、田舎のほのぼのとした風景とは対極的であると同時に、その田舎独特の閉塞感とマッチもしていて、最初から最後まで引き込まれっぱなしでした。

主人公の一人である澄伽は笑っちゃうぐらい嫌なヤツで、エゴと見栄と勘違いで形成された超俗物の自己中クソ女。

このクソ女:澄伽を演じているサトエリが、まあハマリ役で、この人こんなに演技上手かったんだ!!!って
目からウロコでした。
それだけに、よくこの役を受けたなあと感心してしまいましたよ。
だって地だと思われて人気が低迷しかねないウマさなんだもん。
観ていて不愉快極まりない。
でも、あそこまで不愉快だと逆に気持ちいいし、本当は一番ピュアなのかもしれないと思ってしまう。
自分でダメなことを認めたらアイデンティティが崩れてしまうわけで、虚勢を張ったり、八つ当たりしてしまうのも自分の真っ直ぐな思いを守るためだとも考えられる。

てゆーか、さすがサトエリ、スタイルがおそろしく良いですわ。超綺麗でエロイ。
あの身体だけ観るのに借りてもいいぐらいですよ。必見。

でも、なんてたって、面白いのは妹の清深ですね。
清深は「お姉ちゃんは最高に面白いよ」って言ってますけど、コチラ側からみたら清深のほうが面白い!
冒頭で、お姉ちゃんが帰ってくると知って、喘息が出ちゃうシーンがあるんだけど、
怖いお姉ちゃんが帰ってくるから怯えてるのかと思ってたのに、
実際は、、、自分の中の狂気に怯えてたんだなあ(笑)

最後の田んぼの中での姉妹の取っ組み合いのシーンも最高でした。

兄嫁役の永作博美は、さすがの演技力で脱帽って感じでした。
どこかで本性が見えるのかと思いきや、最初から最後まで黒い部分は見えなくて、
この人は本物のド天然なのだなあと思った。でも、それはそれで歪んでいるわけで。
ただ、私がそもそも永作博美が苦手ってのもあって、どうしても待子を好きになれなかった。
家にあんな人がいたら、イライラしてしまうと思う。

あんだけ内容がドロドロしてるのに、こんなに笑えるなんて、とても貴重な作品だと思います!
かなりオススメ☆
いいもん観た♪
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恋の門

●2004年【日】 上映時間:114分
●監督 松尾スズキ
●演出 庵野秀明 (「不可思議実験体ギバレンガー」演出&メカニックデザイン)
●キャスト
松田龍平( 蒼木 門)
酒井若菜( 証 恋乃)
松尾スズキ(毬藻田)
忌野清志郎( 浴衣)
小島聖( 園 決理/メジナ)

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松尾スズキ松田龍平

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【STORY】
石で漫画を描き続ける自称「漫画芸術家」蒼木門(もん)と、コスプレーヤーで「ミニコミ系アイドル漫画家」の証(あかし)恋乃。
同じ漫画を愛しているとはいえ180度方向性の違う2人が、ある日ひょんなことで出会う。
憧れのゲームキャラクターのコスプレが似合う男を探し求めていた恋乃にとって、門はまさに理想の男。
貧乏で女に縁がなかった門にとっても、恋乃との出会いは千載一遇のチャンス! 
お互いの思惑が錯綜し、2人は急接近していくのだが…。

【Review】
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キャラ設定だとか、テンポ、間合い、セリフなどがすごく面白くて、ちょっと後半失速しちゃったけど、
おおむね楽しく見れました。
マンガとかヲタク文化とか、なんとなく他人事ではないというか、
多分、あとちょっとのところでアタシもそっち側の人間だったと思うので、
興味津津、むしろ食い気味で観ちゃいましたねw
主役の2人が特にいいですね。
ちょっと、いや、すごーく変わってる二人だけどお似合いで可愛かったな。
松田龍平は全然タイプじゃないんだけど、無性にセクシーだし、
濡れ場もやけにエロくてドキドキしました。
あんな童貞いねーと思うけどな!笑

脇役も、ものすげー豪華で、贅沢で、観ながら気付いただけでも相当なメンツなのに、
エンドロールを観てさらに、
『えー!!!!あの人出てたの?気づかなかった!!てかそんな使い方!!』
って感じで驚きの連続でしたわ。笑

劇中に出てくる、アニメはエヴァンゲリオンの庵野秀明が手がけていて、
宿屋の主人として、 庵野秀明と安野モヨコ(←夫婦)が出てたり、
サブカル文化に詳しい人とか、そういう見る人が見れば分かる、
みたいなマニアック小ネタが満載でした。
私ですら、いくつか思ったので、本域の人にとってはたまらんでしょう。

でも、このいかにも下北臭というかアングラ感漂う雰囲気が、
どうにもこうにも私は受け付けられません。
小島聖のキャラとか、もう、ホント無理。小島さん自体は超綺麗で可愛いんだけども。

私も昔はそういう世界が好きだったし憧れてたりしたんだけどなあ。
多分、専門学生時代に、そういう人たちを嫌っちゅうほどみて、
本当に嫌になっちゃったのかもそのウサン臭さとかカッコウだけなところが。
人とはちょっと違っている自分が好きって思ってるだろうところが。
そしてそれに気付かないフリをしている奴らが。

あと、松尾スズキのキスシーンもいらない。気持ち悪い。
松尾スズキが嫌いなわけでは決して無いけど、見苦しかった。
しかも自分の監督作品でやるなよ的な(笑)

酒井若菜ちゃんがカワユすぎたので尚更イラっとしましたわ(笑)

そんなわけで、万人受けはしないと思うけど、
一部の人にとってはとっても面白い映画なんじゃないかなって思います。

アモーレス・ペロス

●原題:Amores Perros
●1999年【メキシコ】 上映時間:153分
●監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
●キャスト ガエル・ガルシア・ベルナル(オクタビオ)、エミリオ・エチェバリア(エル・チーボ)

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ガエル・ガルシア・ベルナルエミリオ・エチュバリア

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【STORY】

ひとつの交通事故を起点に時間を前後して、兄嫁に恋した青年、手にしたはずのキャリアも恋人も一瞬にして失ったスーパーモデル、かつて妻と娘を捨て反政府組織に入り今や殺し屋となってしまった初老の男、それぞれの激しくも切ない愛の物語が展開するオムニバス風ドラマ。原題(犬のような愛)が示すとおり、いずれの物語も犬が重要な鍵として登場する。

メキシコシティ。ダウンタウンに住む青年オクタビオは、強盗を重ねては放蕩を続けている兄ラミロの妻スサナを密かに恋していた。
ラミロの仕打ちに苦しむスサナもオクタビオには悩みを打ち明けるのだった……。
スペインからやってきたモデル、バレリア。仕事も成功し、不倫相手のダニエルも妻と別居し、2人はマンションでの新たな生活を始めるのだったが……。
初老の殺し屋エル・チーボのもとに新たな仕事の依頼が舞い込む。エル・チーボは殺す相手の行動を観察する一方、昔捨てた自分の娘の後を追い、こっそり家に忍び込む……。


【REVIEW】
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異なる3つの物語が、奇妙に交錯しあいジグソーパズルのように最後にピタリとはまる、、、
こういう伏線張りまくりの作品は大好きです。
個人的には2話が好き。

でも、思っていたよりもバイオレンス色が強くて、観ていて苦痛を感じてしまいました。
めっちゃエネルギー奪われる感じ。
そして、全体的に暗い。負のオーラ出まくり。救いが無い。
私はバッドエンド物は結構好きなはずなのだけど(←主人公が死ぬとか、恋が終わるとか)
こんなに救いが無いと気持ちが荒む気がする・・・。
でも、それがリアルなのかもしれないなあ。

あと、なんせ犬に対する残虐なシーンが多すぎて、もうそれだけで話に集中できない。

気になってしょうがなくてメイキングを観たら
「犬に危害は加えてませんよ。すべて特殊な技術とワンちゃんたちの演技力です!」
的なことを言ってたけど本当かしら・・・。


とりあえず、ガエル君がカッコイイので☆2つ(笑)
てか、ガエル君のお兄さんとか、他のキャストも男前が多かったな。
みんなメキシコ人なのかしら。だとしたらメキシカン熱い!!!笑(結局そこ)

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プロフィール

 C    

Author: C    
茅ヶ崎に住み茅ヶ崎で働く30代負け犬OLの偏りまくったシネマレビューです。
映画は大体月に6本~8本ぐらいレンタルして見てます。
(でもすぐ内容忘れちゃうw)
切なく純粋で余韻が残る系の映画が好き☆
時代背景は古いものがより好みで、
中世ヨーロッパが舞台の映画や、
80年代のアメリカの片田舎が舞台の映画を観ると内容に関わらずノスタルジックな気持ちになり鼻の奥がツーンとしてきます。
濡れ場は無い映画のほうが好きです。

レビューというほど大層なことは書けないので、部屋で友だちとDVD観ながらおしゃべりしてるような感じで書けたらなーと思ってます。

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